北九州市 東田・未来都市プロジェクト/路線バスのデジタル活用とデータ分析実証実験の成果発表を行いました
出版日
2023-11-30
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●実証実験内容と結果
SWAT Mobility Japanは、村田製作所のセンサプラットフォームPifaaとセンシング技術を利用して取得した北九州市営バスの乗降データを活用して、利用状況の把握・分析を行いました。センサデータは、ICカードでは取得できていない現金や特殊乗車券の利用データを取得でき、実態に基づいたより正確な分析・判断ができることが分かりました。例えば、運行便毎にICカードの利用者の割合が異なることや(資料1)、ICカードデータとセンサデータとで停留所の利用者数が異なること(資料2)が分かりました。これらの結果により、利便性を維持しつつ、効率的なルート作成や停留所改廃につなげることができるようになります。
●実証実験で開発した製品の特長
ICカードシステムやバスロケーションシステムを導入していないバス事業者でも、簡単に早期導入が可能な技術です。また、利用者把握に加え、CO2や温湿度などのバス車内環境やバスの振動を見える化することにより、安全安心な運行の確保やドライバー教育への活用が期待できます。
●今後の展開
簡易に正確な利用状況を把握・分析し、効率的・効果的な運行計画等の策定支援が可能となる本技術を全国の自治体やバス事業者に展開していきます。
資料1
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資料2
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●発表資料:官民連携による路線バスのデジタル活用とデータ分析で、効率的かつ安全・安心なバス運営を目指して
https://www.tokku-kitakyushu.jp/.assets/04-for-HP-murata-SWAT.pdf