路線バスダイヤ改正支援システム開発実証実験 中間報告会を開催

出版日
2022-01-28

2022年1月25日、北九州市「スタートアップSDGsイノベーショントライアル事業」の採択事業として取り組んでいる、パッケージ型路線バスダイヤ改正支援システム開発実証実験の中間報告会「DX× SDGs テクノロジーの力で守る『生活の足』」(主催:SWAT Mobility Japan、共催:北九州市交通局、北九州市、日本貿易振興機構(ジェトロ))を開催しました。ATOMica北九州(北九州市小倉北区)からウェビナー配信を行い、日本全国の交通事業者・自治体関係者様約150名にご参加頂きました。                              

(分析例)

本実証実験では、当社がオンデマンドバスの運行で培ってきた経験と技術を活かし、北九州市営バスのダイヤ改正の工数削減に取り組んでいます。これまで北九州市交通局では、乗降データ分析が手作業で行われてきました。今回、当社のデータアナリストが膨大なデータから停留所の利用分布、乗車人数、運行間隔などを可視化・分析することによって、今まで埋もれていた新たな課題が発掘されました。また、バスと自家用車のCO2排出量をシミュレーションし、バスが環境負荷を抑える交通手段であることを改めて示しました。 

今後は、当社の強みであるルーティング・アルゴリズムを用いて、北九州市交通局のほか、日本全国の路線バス事業者、コミュニティバス運行自治体でご利用頂けるダイヤ改正支援システムの開発に取り組んでいきます。 

※   本実証実験に関するお問い合わせは、ページ右下の「お問い合わせ」ボタンからご連絡ください。