【高槻市交通部× SWAT Mobility】関西初、高槻市営バスのビックデータを活用した乗降データ分析ツール開発・運用実証を開始

出版日
2022-10-27
分析ツール画面イメージ

SWAT Mobility Japan株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:末廣将志)は、高槻市営バス利用者の乗降データを含む複数の運行データを統合して、データ分析・可視化を行う分析ツールの開発・運用実証を高槻市交通部と開始します。

●現状の課題

全国的に少子高齢化・人口減少に加え、コロナウイルス感染症の影響もあり、路線バスの利用者の減少が続き、増加する財政負担が自治体の財政を圧迫しています。地域公共交通の維持コストを削減することだけでなく、地域住民にとって利便性の高い地域公共交通を構築するためには、乗降データ等を用いた定量的なデータ分析による現状把握が必要不可欠です。しかしながら、データ分析には膨大な時間がかかってしまうため、新しい交通データ分析技術の導入が期待されています。そしてそれは、高槻市交通部においても例外ではありません。

●SWATの交通分析ツール

路線バス利用者の乗降データを含む複数の運行データを統合し、様々な指標の分析・可視化を行う分析ツールを開発・提供します。本ツールを利用することで、1クリックでデータ分析が可能となり、データ収集・分析にかかっていた膨大な工数の削減(コスト削減)に繋がります。また、担当者の勘と経験等に頼りがちであった運行サービスの見直し・改善が、データに基づいたより定量的な見直し・改善を行うことが可能となります。

高槻市交通部への分析ツールの本実証は、関西初の事例となり、高槻市交通部での検証を経て、全国の自治体・交通事業者へ分析ツールを展開していく予定です。

●SWAT Mobility Japanについて

SWAT Mobilityは人・モノの移動に関する課題解決のため、オンデマンド交通運行システム、路線バス交通分析ツール、物流配送最適化システムを提供しています。最少の車両台数で複数の乗客・モノを効率良く相乗りさせるルーティング・アルゴリズムは世界トップクラスと認定されています。テクノロジーの社会実装を通し、当社ビジョン”Empowering the world to move more with less”の実現を追求していきます。

SWAT Mobility Japan株式会社

所在地:東京都中央区日本橋

代表者:代表取締役 末廣将志

設立:2020年

ホームページ: https://www.swatmobility.com/jp